公演番号【070】 クラシック

オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」(原語ハイライト上演、日本語ナレーションおよび字幕付、120分公演)


若者2人と老哲学者が賭けを決行!
若者は「自分達の恋人は誠実だ」と。
老哲学者は「いや女とは浮気をするものだ」と。
その賭けが決行された時、若者達もその恋人達も、自らの本心と向き合わざるを得なくなったのです…。
いつの時代も難しい「男心」「女心」。
モーツァルトの傑作喜劇、オペラ《コジ・ファン・トゥッテ(女はみんなこうしたもの)》を、わかりやすい日本語台詞と字幕を付けて、お届けします。若手音楽家達の熱演を、ぜひご覧ください。

オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」(原語ハイライト上演、日本語ナレーションおよび字幕付、120分公演)
公演日時 2017年10月29日(日) 17:00開演(16:30開場) ※120分公演
会場 聖書キリスト教会大礼拝堂(6階)
チケット料金 2000円 又は EKO ONチケット4枚
出演者・共演者 フィオルディリージ:四津谷泰子
ドラベッラ:長勢ゆかり
フェルランド:高橋拓真
グリエルモ:木村雄太
デスピーナ:関口ひろこ
ドン・アルフォンソ:中川直哉

指揮:松村大喜
演出:舘亜里沙
ピアノ:齋藤誠二
ナレーション:鈴木大介
曲目 ●モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」~女はみんなこうしたもの(恋人たちの学校)
※抜粋、台詞日本語上演、ナレーション付
お問合わせ チケットの取り置き可能です。

ご予約の方はこちらをクリック

classic@eko-on.jp

松村大喜(指揮)

神奈川県出身。
2011年?2015年まで私立鎌倉学園中高等学校音楽部(吹奏楽)において正指揮者兼主任コーチを務める。吹奏楽コンクール初出場で銀賞を受賞。
吹奏楽以外にもオペラ指揮者としても活動している。モーツァルト《魔笛》《コジファントゥッテ》、ドニゼッティ《愛の妙薬》、シュトラウス二世《こうもり》(日本語)、チマローザ《秘密の結婚》、レハール《メリーウィドウ》等。
2014年に、ウィーン国立歌劇場元音楽監督であるMaksimilijan Cenčićのマスタークラスを受講。
また、伴奏者としても活動している。
声楽曲を始め、オペラコレペティトゥール、管楽器等、幅広く伴奏している。
2015年には日本初演の伴奏を行った。

舘亜里沙(演出)

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。同大学大学院にて博士号取得(専攻:音楽学)。2009年安宅賞受賞。
2008年よりオペラを中心に演出を手掛け、主要演出作品に《ポッペアの戴冠》《ヘンゼルとグレーテル》《トリスタンとイゾルデ》《蝶々夫人》《秘密の結婚》など。オリジナルないし既存作のアレンジに『サーバ/周辺/世界?イプセン、グリーグ《ペール・ギュント》による音楽劇』、『輪舞曲?金子みすゞの詩による音楽劇』など。2010年-2014年世界的名演出家P. コンヴィチュニー氏のオペラ・アカデミーに参加し、研鑽を積む他、直井研二、岩田達宗、佐藤美晴などの演出助手を務める。
ピアノ演奏でも活動し、前述の『輪舞曲』をはじめ、自らの演出作品でピアノ演奏も担当。近年は演出付コンサートの企画・構成や表現技術を必要とする学生の指導、劇作品の脚本執筆なども手掛け、活動の場を広げている。2015年演出家を対象とした「創作コンペティションVol.5」最終上演審査にて、三島由紀夫『葵上』を発表。
https://arisa-tachi-411.jimdo.com/

齋藤誠二(ピアノ)

群馬県立伊勢崎東高校卒業。2009年武蔵野音楽大学(器楽学科フルート専攻)を首席で卒業。同大学卒業演奏会、新人演奏会、第79回読売新人演奏会等に出演。2007年第三回仙台フルートコンクール第二位。2008年ハンガリー演奏旅行に木管五重奏で参加。また同年ソロ・フルーティストとして武蔵野音楽大学管弦楽団と共演。そのアンサンブル能力と音楽性を活かし、学生時代よりフルーティストとしての活動に止まらず、伴奏ピアニストとしてもコンクールや演奏会に多数出演。コレペティトール・副指揮者としてオペラの現場にも多く携わっている。2012年にはスペイン、セビリア市での演奏会に参加。同市長より感謝状が贈られる。また同年、ソロ・ピアニストとして武蔵野音楽大学管弦楽団と「ラプソディー・イン・ブルー」を共演するなどジャンルを問わず幅広く活躍している。
現在は米良美一氏、新垣勉氏等のピアニストとして、全国での演奏活動や「報道ステーション」などメディアにも演奏を取り上げられている。
武蔵野音楽大学伴奏研修員。

四津谷泰子(フィオルディリージ)

洗足学園魚津短期大学を経て、洗足学園大学音楽学部声楽専攻卒業。二期会オペラ研修所修了。声楽を碓井智子、山根比奈子の各氏に師事。短期大学を首席で卒業し、卒業演奏会に出演。また、定期演奏会にソロで出演。オペラでは《ヘンゼルとグレーテル》(グレーテル)、《小さな煙突そうじ》(サム)、《フィガロの結婚》(バルバリーナ)、《ドン・ジョヴァンニ》(ツェルリーナ)、《魔笛》(童子1)、コンサートではモーツァルト「悔悟するダヴィデ」ソプラノ1ソロ等務める。その他ジョイントコンサート等に出演。現在、日本声楽アカデミー会員、東京室内歌劇場会員、二期会会員。

長勢ゆかり(ドラベッラ)

国立音楽大学卒業。
日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第36期修了。
新人育成オペラアンサンブル公演《コジ・ファン・トゥッテ》ドラベッラ役。
荒川区民オペラ《蝶々夫人》ケート役。
JOFデビューコンサート2017、アルテリーベ東京月曜フレッシュコンサート、リビエラ東京ランチタイムコンサート等に出演。
藤原歌劇団準団員、日本オペラ協会準会員。
鳥木弥生氏に師事。

高橋拓真(フェルランド)

武蔵野音楽大学音楽学部音楽教育学科卒業。同大学院修士課程修了。卒業後、「戯言の饗宴」ラーポとしてオペラデビューを果たす。それをきっかけに、《ドン・ジョヴァンニ》《秘密の結婚》《ランメルモールのルチア》《ラ・ボエーム》《トスカ》《こうもり》など、数多くの作品に出演。昨年は、自ら企画し立ち上げた、ぽんて☆きあーれ公演 オペラ「秘密の結婚」でパオリーノを演じた。他ジャンルも含め自らの能力を磨き、スキル向上を図り、活動の場を広げている。

木村雄太(グリエルモ)

大分県立杵築高等学校卒業。 東京藝術大学卒業。宮本修、福島明也、渡辺健一、与那城敬、Nicola Rossi Giordanoの各氏に師事。 これまでにJ.S.バッハのいくつかのカンタータや、G.フォーレ「レクイエム」でソリストを務める。
またオペラでは、《ドン・パスクアーレ》マラテスタ役、《椿姫》G.ジェルモン役、《ファウスト》ヴァランタン役、《カヴァレリア・ルスティカーナ》アルフィオ役、《ムッシュー・ボーケール》モリヌー役、《助けて 助けて 宇宙人がやってきた!》ラヴェンダー・ガス氏役、《黒蜥蜴》愛男役等に出演。
東京国際芸術協会演奏家会員。

関口ひろこ(デスピーナ)

早稲田大学人間科学部卒業。武蔵野音楽大学別科声楽科修了。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第32期マスターコース修了。フロトー作曲《マルタ》にて、エンリケッタ役でオペラデビュー。マスネ作曲《サンドリヨン》妖精役。プッチーニ作曲《トスカ》牧童役にて出演。第6回さくら音楽コンクール 声楽部門優秀賞受賞。第10回小倉百人一首うたくらべにて作曲者特別賞受賞。作曲家:伊能美智子氏作曲による歌曲「一度だけ」の献呈を受ける。2015渡伊。Rossella Redogliaに師事する他、佐藤美枝子、於保郁夫、平田典之、田手道子各氏に師事。藤原歌劇団準団員。日本オペラ協会準会員。東京シティオペラ協会会員。小倉百人一首うたくらぶ会員。

中川直哉(ドン・アルフォンソ)

茨城県出身。土浦第二高等学校卒業。武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業。同大学院卒業。《フィガロの結婚》ハイライトに伯爵役、アントニオ役、《コジ・ファン・トゥッテ》グリエルモ役、《ドン・ジョヴァンニ》ハイライトにレポレッロ役、《秘密の結婚》ロビンソン伯爵役、《困惑した家庭教師》グレゴーリオ役、《リゴレット》マルッロ役、《タンホイザー》ビーテロルフ役、《こうもり》フランク役、《カルメン》モラレス役、《ホフマン物語》クレスペル役等に出演。声楽を谷友博、立花敏弘に師事。

鈴木大介(ナレーター)

旅劇団で小学校から大ホールまで様々な場所でミュージカル公演を行う。その後明治座など舞台を中心にミュージカル、時代劇、ストレートプレイなどで活動。年明けにはオペラ歌手やピアニストとのプロデュース公演も予定している。
過去の出演
明治座『五木ひろし特別公演・夫婦囃』、dopeadope 『Left Overs』、チームクレセント『お菓子放浪記』、目覚時計『少公女セーラ』など